第2回 国際理解白熱教室 「留学生のグローバル人材への成長~多様な思考と多言語運用能力に期待する~」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  京都府国際センターメールマガジン Vol.178. 2018.1.16

     http://www.kpic.or.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

… ≪目 次≫ ……………………………………………………

1. 第2回国際理解白熱教室 開催報告

2.京都府国際センターからのお知らせ

3.府内国際活動団体からのお知らせ

……………………………………………………………………

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・・

1.第2回国際理解白熱教室 開催報告

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・・

 

平成29年12月2日(土)に、立命館大学朱雀キャンパスで、立命館大学法務研究科 

教授 薬師寺公夫先生を講師にお迎えし、第2回国際理解白熱教室を開催しました。

師走の慌ただしい中、20名の方々にご参加いただきました。

 

近年日本政府の方針や各大学の取り組みもあって留学生数は増加しています。他方、

日本での就職を希望する留学生も年々増加していますが、日本で就職できる留学生の

割合はその3~4割で、まだ多くはありません。国際社会で通用し、かつ日本で働くた

めに必要な専門知識と日本語運用能力を身につけたグローバル人材の養成が、今、大

学の大きな使命となっています。

 

 薬師寺先生は、このような背景のもと行われてきた立命館の取り組みについて話を

進められました。学校法人立命館はこれまで、世界を舞台に活躍できる人材輩出を目

指し、その最前線に立ってきました。一際大きな挑戦といえるのが立命館アジア太平

洋大学(APU)の開学です。APUは①50か国以上の国際学生(留学生)②国際学生比率

50%③外国教員比率50%という大きな目標を達成して開学しました。この特性から、

学生の集まる大学寮でも教授会でも様々な苦労がありました。特に学生寮では、コン

ロの使い方から宗教行事に至るまで様々な出来事があり、摩擦が起きる度に学生同士

がとことんまで話し合い妥協点を模索し克服しています。多国籍の多様な視点を持つ

学生が共同生活をすることで、反目するだけでなく客観的な思考を養成しているので

す。APUでは留学生達を受け入れるための「混ぜる教育」という言葉があり、日本語

と英語、学校の授業と大学の寮運営(正課と課外)、先生と学生、先輩と後輩など、

様々なカテゴリーで孤立させない工夫を凝らしています。

 

 また、他にもAPU成功の要因として、二言語教育制度があげられます。留学生は英

語で受験をして英語で授業を受け英語で学位を取得することができる教育カリキュラ

ムが用意されているのです。これは、今様々な大学が行っている英語プログラムの先

駆的な取り組みだといえますが、その結果、入学してくる留学生の大半は全く日本語

を知りません。このため、APUでは初級日本語と中級日本語を必修とし、さらに日本

での就職に結びつく「キャリア日本語」など日本語教育も熱心に行っています。しか

し、日本での就職となると、例えば「報酬や昇進の基準が分からない」「日本独特の

就活制度を学ばないといけない」など日本語の他にも直面する壁がたくさんありま

す。

 

続いて薬師寺先生は、総合大学である立命館大学の3キャンパスにおいて展開されて

いる留学生と日本人学生が専ら英語のカリキュラムで学習するコースの設置(国際関

係学部GS、情報理工学部ISSEなど)やオーストラリア国立大学との共同学位を提供す

る新学部の設置など国際化の新しい状況にも触れつつ、これからはこれまでの教育カ

リキュラムや研究における共同作業に加え、様々なインターンシップや協働を通じて

「企業と混ぜる」取り組みも行っていきたいとされました。

 

質疑応答の時間では、現役の留学生や留学生採用を考える企業の方から質問が相継ぎ

ました。「学校では受け入れてもらっているが、日本社会に受け入れてもらうのはと

ても大変だ」という留学生の感想には、これからの多文化共生の在り方など、大いに

考えさせられるものがありました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございまし

た。

 

第3回国際理解白熱教室は、2月17日(土)に、同志社大学グローバル・コミュニケー

ション学部准教授 ベティーナ・ギルデンハルト先生による「郷には入れば、郷に従

え?―共生の有りかたを考えよう」を開催します。皆様のご参加お待ちしています。

 

<申込み・詳細>

https://www.kpic.or.jp/fumin/rikaikouza/ibunka.html

 

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・・

2.京都府国際センターからのお知らせ

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・・

 

★☆ 日本語支援ボランティア研修会 

「伝える・伝わる対話 ~様々な日本語学習支援を考えて~」 ★☆ 

□講師:財部 仁子 氏

(神戸YMCA学院専門学校専任講師・文化庁委嘱地域日本語教育アドバイザー)

□日時:平成30年1月27日(土)13時30分~16時30分 

□場所:峰山地域公民館(京丹後市峰山町杉谷1030番地) 

□対象:地域において日本語ボランティアとして活動している方

□参加費/定員:無料/30名(先着順・要申込み)

□申込み方法:京丹後市国際交流協会 電話:0772-69-0120 FAX:0772-69-0901

                  Email: kokusai_koryu@kyotango.net

□主催:(公財)京都府国際センター、京丹後市国際交流協会

□京丹後市国際交流協会ウェブサイト:https://ja-jp.facebook.com/kyotangokia/

 

★☆ 外国につながりをもつ子どもの学びを支える研修会 ☆★

  \\ 実践者による事例報告会 //

 

□日 時  2018年2月10日(土) 11:30~16:30

□会 場  ガレリアかめおか 2階 研修室 (定員20名)

□内 容  地域の学習支援教室や日本語教室で、外国につながりをもつ子どもへの教科や

      日本語の学習支援を行う4名の実践者の方の発表を元に、参加者で意見交換を行います。

□参加費  無料

□詳細、申込

https://www.kpic.or.jp/fumin/kyoiku/kenshu/

 

 

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・・

3.府内国際活動団体からのお知らせ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・・

 

★☆新春多文化交流Party★☆

亀岡市・南丹市・京丹波町の各国際協会は、住民の皆さんに日本語教室・外国人支援の必要性や活動について幅広く知ってもらうため、3協会合同でイベントを開催します。みなさん、日本や外国のゲームなどを通じて外国人住民の方と楽しく交流しませんか?

(協力:公益財団法人 京都府国際センター)

 

◇日 時:平成30年1月28日(日)午後1時30分~午後4時

◇場 所:丹波マーケス・コミュニティホール【道の駅】

     (京丹波町須知色紙田3番5、京都縦貫道丹波IC降りて北へ500m)

◇対象/参加費:どなたでも(お子様も楽しめる内容です。)/無料

【申込み・お問い合わせ】

亀岡国際交流協会:電話0771-29-2700 / Email kiea@galleria.or.jp

南丹市国際交流協会:電話 0771-63-1840 / Email nantania@office.zaq.jp

京丹波町国際交流協会:電話 0771-82-2778 / Email ynjgh521@ybb.ne.jp

 

☆★外国人女性のための何でもしゃべれる会「プフー」☆★

日本の生活について聞きたい・話したい、新しい友達をつくりたい、おしゃべりでストレスを発散したい外国人女性の方、外国人女性を支援したい日本人女性の方、プフーに参加してみませんか?

 

◇日 時:平成30年1月28日(日) 午後1時~午後2時30分

◇場 所:京都府国際センター

◇参加費:無料

※プフーは日本語で行われますが英語の通訳もあります。お子さんと一緒に参加できます。

 

【外国人女性の会パルヨン】

Email: paruyon@gmail.com

Website: https://paruyon.jimdo.com/

 

==========================

◆ 賛助会員入会のお願い ◆

    \\ 特典多数あり //

(一例)京都府国際センターDCゴールドカード

      年会費10,000円の免除(翌年度以降も年会費無料)

       詳細: http://www.kpic.or.jp/about/sanjo.html

==========================

●メールマガジンのご感想、ご意見をお聞かせ下さい。

件名:「メルマガ」係 Email: main@kpic.or.jp

==========================

●バックナンバー

http://www.kpic.or.jp/fumin/melma.html

==========================

●京都府国際センターでは、サービスを提供するために適切な

範囲で個人情報を収集しております。収集した個人情報は提供

者の承諾を得ない第三者には提供・開示しません。

==========================

●配信解除

件名に「配信解除」と書いて、このメールに返信してください。

==========================

発行者:(公財)京都府国際センター

京都市下京区東洞院通七条下る東塩小路町676 番地 13

メルパルク京都 地下1階

■TEL: 075-342-5000 ■FAX: 075-342-5050

■URL: http://www.kpic.or.jp

■Facebook: http://www.facebook.com/kpic.kyoto