国際交流員の紹介

自己紹介

フランス出身の ラバストル・ケントが、国際交流員として講座を通して府民との交流を行います。府内の市町村、市町村国際化協会、学校等でも、出前講座を行います。

国際交流員(CIR)自己紹介

CIR Kentこの度フランスから京都府国際センターの国際交流員として参りました、ラバストル・ケントと申します。

生まれたのはフランスの中央部にあるリモージュ市ですが、5歳のときに父の転勤でアレス市と呼ばれる南仏の小さな町に引っ越しました。アレス市はかつて鉱山業で栄え、今は特に春と秋に開催されるフェリアという祭りで盛り上がります。

中学生の時、柔道クラブでの練習をきっかけに、はじめて日本の文化に触れました。フランスでは日本はとても人気がある国で、その頃から日本に憧れていました。

高校を卒業した後、フランス中央部のトゥール大学で哲学を学びました。
大学時代は武術クラブに入り、卒業後は中国の少林寺の近くにある塔沟武术学校で約1年間練習しました。中国の文化のみならず、当時は言語さえ理解出来なかったので、異世界にやってきたという感じでした。

中国での経験により、ヨーロッパ圏外で生活する自信を持ち、帰国後は、昔から憧れていた日本を目指しました。そこで、パリ大学の日本学科に入学し、日本文化と日本語を勉強しました。

神戸大学に留学した時は、スポーツ社会学の研究のため、1年間ボクシングジムでフィールドワークを実施し、帰国後、日本のプロボクシング業界に関する論文を執筆しました。

大学院を修了して、今回、国際交流員に任用されました。府民の皆様と触れ合い、これまでに積んだ国際経験を生かして貢献出来れば幸いです。

国際交流の活動は故郷の特徴を伝えるだけでなく、どうやって外国と異文化を体験出来るかを紹介することで、より面白くなると思います。

具体的には、実施したいのは国際に関するセミナーのことです。

例として、全く知らない文化と触れ合う方法、知らない国での旅行のやり方を紹介することです。それに加えて、グローバル化の影響に関する講座を実施すれば、国際化推進に効果があるでしょう。現代社会の枠組みで国民アイデンティティ、国境、伝統等を再考すべきだと思います。


国際交流を通じて、異文化について習うことだけでなく、自国についても顧みることが出来るので、京都府の皆様との双方向の交流を期待しています。

京都府国際センター 事業課 国際交流員
ラバストル・ケント

派遣依頼の方法

派遣を依頼される場合は、お電話にてお問い合わせください。
TEL:075-681-2500(事業課)

依頼内容、日程について確認後、派遣が可能な場合は、派遣依頼をご提出頂きます。

国際交流員による過去のイベント報告

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京都府国際交流員共同ブログ  多文化京(共)生 in 京都府